五十嵐作品は初だったけれど、XX年シリーズということで、すでに2作出ている:『1985年の奇跡 』『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』。また好きな作家さんが見つかりました。
普通の(ではないかな)高校生たちが、ひょんなことから小型人工衛星キューブサットを作ることになってしまったお話(KKS-1プロジェクトとか、若者たちのプロジェクトはけっこうあるみたい。ほおお)。どう考えても実現不可能でしょ・・・という感じなのだが。
なんというか、彼らは、ものすごく頑張る。粘る。なんでそこまで頑張ったのか、「振り返って考えてみてもよくわからない。でも、結局は面白かったからやっていたのだと思う」(主人公君談)。そうだよね~面白くないとね~。
2005年のロケットボーイズ (双葉文庫) 五十嵐 貴久 関連商品 螺鈿迷宮 下 (角川文庫) 螺鈿迷宮 上 (角川文庫) 1985年の奇跡 (双葉文庫) TVJ (文春文庫) シャングリ・ラ 下 (角川文庫) by G-Tools |
若者がロケットに挑戦する『夏のロケット』を思い出した。こちらはもう少し挑戦が正統派っぽかったような・・・ん?思い出したとか言いつつ、覚えていないか・・・とにかく、面白かったことは確か。も1回読みましょうかね。
夏のロケット (文春文庫) 川端 裕人 関連商品 The S.O.U.P. (角川文庫) リスクテイカー (文春文庫) 竜とわれらの時代 (徳間文庫) せちやん 星を聴く人 (講談社文庫) 川の名前 (ハヤカワ文庫JA) by G-Tools |
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今回は、結局4,5冊同時並行で読むことになった。本屋で、この本(↓)が目についたから・・・てわけではない(たぶん。買ってないし)。
本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)
成毛 眞
この頃さすがに一気読みがきつくなった。というか、読み終わるまで読むのをやめないという習慣を直しておかないと、まずいでしょやっぱり。というわけで「途中でやめる」練習をスタート。仕事帰りに買う。電車で読む。家でもちょっと読む。朝は読まない。でも帰りになんか買ってしまう。電車で読む・・・をやっていたら同時並行になってしまった。
けっこう、いけるかも。半分まで読んだ本の続きを読み始めるとき、脳みそが慣れない仕事で一生懸命になっている気がする(気のせいかね)。なんといっても「思い出す」作業はものすごく苦手だからな、私。
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