Friday, December 12, 2008

2005年のロケットボーイズ 五十嵐貴久

『2005年のロケットボーイズ』、面白かった!気持ちいい!☆☆☆☆☆

五十嵐作品は初だったけれど、XX年シリーズということで、すでに2作出ている:『1985年の奇跡 』『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』。また好きな作家さんが見つかりました。

普通の(ではないかな)高校生たちが、ひょんなことから小型人工衛星キューブサットを作ることになってしまったお話(KKS-1プロジェクトとか、若者たちのプロジェクトはけっこうあるみたい。ほおお)。どう考えても実現不可能でしょ・・・という感じなのだが。

なんというか、彼らは、ものすごく頑張る。粘る。なんでそこまで頑張ったのか、「振り返って考えてみてもよくわからない。でも、結局は面白かったからやっていたのだと思う」(主人公君談)。そうだよね~面白くないとね~。

2005年のロケットボーイズ (双葉文庫)
2005年のロケットボーイズ (双葉文庫)
五十嵐 貴久

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若者がロケットに挑戦する『夏のロケット』を思い出した。こちらはもう少し挑戦が正統派っぽかったような・・・ん?思い出したとか言いつつ、覚えていないか・・・とにかく、面白かったことは確か。も1回読みましょうかね。

夏のロケット (文春文庫)
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川端 裕人

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* * * * *

今回は、結局4,5冊同時並行で読むことになった。本屋で、この本(↓)が目についたから・・・てわけではない(たぶん。買ってないし)。
本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)
成毛 眞
4837976913


この頃さすがに一気読みがきつくなった。というか、読み終わるまで読むのをやめないという習慣を直しておかないと、まずいでしょやっぱり。というわけで「途中でやめる」練習をスタート。仕事帰りに買う。電車で読む。家でもちょっと読む。朝は読まない。でも帰りになんか買ってしまう。電車で読む・・・をやっていたら同時並行になってしまった。

けっこう、いけるかも。半分まで読んだ本の続きを読み始めるとき、脳みそが慣れない仕事で一生懸命になっている気がする(気のせいかね)。なんといっても「思い出す」作業はものすごく苦手だからな、私。

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