Friday, July 2, 2010

PLN を使ってみよう

Educator's PLN
しばらく前にメンバーにはなったが、実質的な活動はしていない。
授業のリフレクションにここのブログを使ってみようかと思っている。
というわけで、下書きだけでも保存しておくことにした。
この週末にはまとめたいものだ。

100字推薦文

推薦図書と100字推薦文
(100字は難しかった!)

1. 日本辺境論
筆者は、日本人は、外部に「世界の中心」を求め、中心からの距離を判断基準にする「辺境人」だと言う。一見自虐的だが、辺境人ならではの 「強み」がある、それを活かすべし、と展開していくところが面白い。

2. 脳はなにかと言い訳する
記憶する、疲れをためる、思い込む、やる気になる、ド忘れする―このとき脳では何が起こっているのか。本書は、様々な心理状態や行動を、最新の脳科学の知見に基づいて説明する。脳を知るのが楽しくなる一冊。

3. 日本から文化力
「異文化」は、外国の文化に限らず、自分とは違う価値観や常識も含む。似た人とつき合うのは楽だが、世界を広げるのは「異文化」との接触だ。異文化と接する心構えをもち、どんどんプラスの刺激を受けてほしい。

4. 言語を生み出す本能(上下)
人が言語を習得し、理解し、考える時、脳では何が起こっているのか。言語はどのように発生し、進化したのか。言語にまつわる様々な疑問が、豊富な具体例とともに説明される。関心がある章を集中的に読むのもよい。

5. アップル、グーグル、マイクロソフトークラウド、携帯端末戦争のゆくえ
本書は「クラウド」を分かりやすく解説した上で、クラウドを提供する側の企業戦略を読み解く。異なる点で優位にたつ三社の戦略の違いが非常に面白い。携帯端末の分野を切り口にしている点もユニーク。

6. 死因不明社会
『チームバチスタの栄光』の作者が病理医の立場から,日本の杜撰な死亡診断の実態を明らかにし,「死亡時画像病理診断」(Ai)の意義を説く。『バチスタ』の白鳥も登場し,非常に読みやすくまとめられている。

7. 傷つきやすくなった世界で
本書は『R25』に連載された54のエッセイをまとめたもの。いじめ、雇用格差、貧困、年金問題など重いテーマも多いが,決して暗澹たる気分にはならない。不安や心の疲れが和らいで元気が出てくる一冊。

8. これからの「正義」の話をしよう
何が「正しい」のか。優先すべきは「幸福」か「自由」か「美徳」か。価値観が衝突する具体的な事例が次々と論じられるが、唯一の「正解」などはない。自分の考えをつきつめてみる面白さを味わえる一冊。