Sunday, January 4, 2009

押入れのちよ - 荻原浩

荻原さんのホラー短編集。

祟ったり怖がらせたりしない「優しい幽霊」の話を gentle ghost story というのだそうだ。「コール」、表題作「押入れのちよ」、「しんちゃんの自転車」はまさしく gentle ghost のお話。「木下闇」もそうかな。笑えるところ、哀しいところ、ぞくっとするところの混ざり具合がとても巧い。

「お母様のロシアのスープ」は幽霊話じゃないけど、これも巧い!他の3作は、えぐいというか救いがないので、ちょっと好みではないけれど、短編集としてはみると、やっぱり、混ざり具合がとても巧い。
  • お母様のロシアのスープ
  • コール
  • 押入れのちよ
  • 老猫
  • 殺意のレシピ
  • 介護の鬼
  • 予期せぬ訪問者
  • 木下闇
  • しんちゃんの自転車

押入れのちよ (新潮文庫)
押入れのちよ (新潮文庫)荻原 浩

新潮社 2008-12-20
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七つの死者の囁き (新潮文庫) 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) 眠れぬ真珠 (新潮文庫) 沼地のある森を抜けて (新潮文庫) ナショナル・ストーリー・プロジェクト〈1〉 (新潮文庫)

『七つの死者の囁き』・・・読んでもよいかな。
『眠れぬ真珠』・・・石田衣良だけど、ラブ系統ぽい?
『夜は短し歩けよ乙女』・・・面白そう。
『沼地のある森を抜けて』・・・梨木香歩か。いいかも。
『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』・・・原作:True Tales of American Life これは、授業で使えるかも?

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