Sunday, January 20, 2008

チルドレン - 伊坂幸太郎

なかなかよい。

周りにいたら迷惑かも...な主人公の陣内。これが、けっこうよい。大学時代から陣内に振りまわされ続けている鴨居。同じく振り回され役の、職場の後輩、家裁調査官の武藤。銀行強盗事件で知り合った盲目の永瀬。かっこよい。などなど、「仲間」たちも、よい。

そして話も、面白い。永瀬が探偵役になる「事件」モノも、陣内が何かやらかしてくれると
なぜか丸くおさまってしまう「家裁」モノも、どちらも面白い。後者の「チルドレンII」は最後が特にいい。

チルドレン (講談社文庫 (い111-1))
チルドレン (講談社文庫 (い111-1))伊坂 幸太郎

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伊良部もだけど、陣内も、榎木津タイプ。アレよりはずっと「普通」だけど。この手の振る舞いを見るのは、気持ちいいんだろうなぁ。いたら近寄らないとは思うけど。。。

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