Wednesday, June 25, 2008

愚者のエンドロール - 米澤穂信

米澤穂信の「古典部」(ホータロー)シリーズ第2作。

学園祭のクラスの出し物として撮影された「ミステリ」(推理モノ)映画をめぐるお話。未完のままシナリオ担当が病気に。そこで、ホータローと仲間たちが、映画を完結させるべく、原作者の意図を謎解きにかつぎ出される。

派手じゃなけど、どこか新鮮な設定も、「省エネ」とか言いつつ結局しごとをしてしまうホータローも、いい感じ。構成じたいは意外と凝っているのに、軽い感じに仕上がっているところも好み。

愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)米澤 穂信

おすすめ平均
stars技術が無いとダメでした
stars謎解きの面白さ♪
starsまさに青春ミステリ
stars失われた「結末」を求めて
stars古典部シリーズ第二弾

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