この書評集を読むと、米原さんがいかに「本好き」かが分かる。脱帽ものの読書量と経験に裏付けられた言語能力と観察力。
米原さんの書評を読むと、読んだことがない本なら、好みじゃないことが分かってもどこか気になって読みたくなってくるし、読んだことがある本なら、うまい表現に「そうそう!」と嬉しくなったり(悔しくなったり)して読み返したくなる。当時の社会情勢も思い出されて一石二鳥。でも、読書欲を抑えるのが大変だ!
打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫) 米原 万里 by G-Tools |
嬉しくて悔しくなったのは:
オリバー・サックス『手話の世界』
恩田陸『ドミノ』
奥田英朗『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』(でも『最悪』は・・・)
池田裕二『記憶力を強くする』
読みたくなったのは・・・書き切れません!
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