Thursday, September 11, 2008

携帯電話利用,情報リテラシー



急増する携帯電話によるメール活用と実態 PDF 
白井靖敏 2002
具体的にみると、毎日のメール送受信に、回答学生の89%が携帯電話を利用している一方、パソコンでは5%にすぎなかった。さらに、メールにパソコンを利用しない学生は約40%もあった (p.114)

調査対象である家政学部1年生がブラウズするサイトは、音楽、芸能、テレビ番組、映画、ニュース、グルメ、占い、・・の順となっている。どちらかと言うと、Webページを共通のコミュニケーションやコラボレーションに利用するというより、むしろテレビやラジオのようなマスメディア感覚のエンタテイメント指向が強いようである。(p.116)


情報探求性尺度の作成と大学生のメディア利用の実態について PDF
五十嵐 祐 2004
次に、大学生のメディアの利用状況について検討した結果、社会的情報環境のうち、テレビ、本、雑誌、新聞といった従来型のマスメディアの重要度が高く評定され、視聴(購読)時間も比較的長いことが明らかとなった。一方、インターネットのホームページは、パソコン、携帯電話のいずれからもほとんど利用されておらず、重要度も低いことが示された。また、対人的情報環境のうち、携帯メールは最も重要度が高く、利用時間や利用回数も多かったのに対して、電子メールは全く利用されていなかった。一方、従来型のコミュニケーションメディアである電話は、平均的な頻度で利用されていた。これらのことから、大学生は従来型のマスメディアから多くの情報を収集する傍らで、新たに携帯メールを通じたコミュニケーションによって、他者からも活発に情報を収集している可能性が考えられる。しかし、インターネットのホームページや電子メールなどの新しいメディアは、ほとんど利用されていなかった。このことは、インターネットの普及が進んでいるにもかかわらず、若年層はコミュニケーションの手段として携帯メールのみを利用しており、情報の探索手段として本来インターネットが持つ利便性を享受できていない可能性を示唆する。つまり、インターネットの普及が、世代間のデジタル・デバイド(情報格差)を生み出していることが考えられる(木村, 2001)。(p.8)

木村忠正2001
『デジタルデバイドとは何か―コンセンサス・コミュニティをめざして』岩波書店

大阪市立大学携帯OPAC の2005 年のログ分析 PDF

教育課程における情報教育の課題とWBT(Web Based Training)の役割 PDF

大学生の持つ情報環境と技能・意識の変化 PDF

情報基礎教育に有効なグループ分け指標に関する一考察 PDF

岐阜市立女子短期大学に於けるパーソナルコンピュータの利用と、その教育に関する調査 PDF

大学図書館における利用指導と検索補助の必要性について

進化するメディア―携帯電話 PDF

学習コミュニティを支えるメディア環境 PDF

保育学科における情報教育のあり方についての検討(1) PDF 2005

大学講義における携帯電話導入の経緯とそのアセスメントについて PDF

インターネット依存および携帯メール依存のメカニズムの検討 PDF

<論稿> 教育学部学生の情報リテラシー教育の最適化に関する研究 (I) : 入学直後から 3 カ月後への変化

情報機器利用の規定要因 PDF


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