篠田さんご本人もおっしゃってるけど、もう「本格」とかあんまり気にしないで、のびのび描いてある感じですね、確かに。
本作は、ミステリ成分も含めて、まだ話が途中なので(次が最終巻だそうだ・・・)、判断保留。この前作と、次作は読んでおきたいとこですね。
柄刀さんとか「美しく」決まるトリックは好きだけど、それほどトリックを解いてやろう!とか意気込む性質(たち)ではないので、物語として面白ければなんでもよいです。
それにしても、「本格」とか「新本格」とか盛り上がっていたのは、ついこないだのような気がするのに・・・いつの間にかあんまり聞かなくなってたね、このターム。なつかしい。
黒影の館 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス) | |
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この京介の少年時代が語られることになった経緯は、前作のエピソードからの続きらしい。これが未読だったので(本作の中心を読むのに影響はないとはいえ・・・)、どのくらい読んでなかったんだろうと気になった。ちょっとウィキってみると:
『建築探偵桜井京介の事件簿』シリーズ
- 未明の家 1994/04 講談社ノベルス
- 玄い女神(くろいめがみ)1995/01 講談社ノベルス
- 翡翠の城 1995/011 講談社ノベルス
- 灰色の砦 1996/07 講談社ノベルス
- 原罪の庭 1997/04 講談社ノベルス
- 美貌の帳 1998/05 講談社ノベルス
- 仮面の島 2000/04 講談社ノベルス
- 月蝕の窓 2001/08 講談社ノベルス
- 綺羅の柩 2002/08 講談社ノベルス
- 失楽の街 2004/06 講談社ノベルス
- 胡蝶の鏡 2005/04 講談社ノベルス
- 聖女の塔 2006/07 講談社ノベルス
- 一角獣(ユニコーン)の繭 2007/6 講談社ノベルス
- 黒影(かげ)の館 2009/1 講談社ノベルス
*そういえば、昨日、アマゾンの誤配があった。しかも、うち宛てのがよそに誤配されて、その人が持ってきてくれた。うち宛のでそういうことあると、肩身せまいんですけど、ホントに。今の担当の人、いろいろダメだな・・・
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